芝浦工大ソーラーカーチーム時代の仲間とほぼ個人レベルで「チームすてぃ~う゛んすん」を結成して、毎年、秋田県大潟村のソーラーバイシクルレースで活躍(?)しています。
参戦18年目(2021年)までの記録はこちら。
参加台数が各カテゴリ1台ずつの計3台。。。
2023年8月6日(日) 車検
7日(月) 9:10~ 本戦(ソーラーカーと混走)
今年のエントリーリストを見てびっくり!
各カテゴリ1台ずつの計3台しかいない。完走すれば全チーム優勝!
うまくバラけたもんだ。まあ、「完走できれば」だけどね。。
本チームには今年は4年ぶりくらいにnino氏も参加してくれました。
今年のマシンの変更点
これまで、レース時間中、ほぼ晴れていた場合にちょうどバッテリを使いきれるようなセッティングにしていたのですが、ここ何年もレース時間中がずっと晴れになることがなかったので、曇り用のセッティングに変更。
具体的には、駆動用モータのスプロケを13→12Tにして、ギア比をローギヤードに。
最高速は出なくなりますが、効率が上がります。
- モータは基本的に、高回転低負荷で回した方が効率が良いため。
(大ざっぱに言うとモータの回転数は電圧、負荷(トルク)は電流と関係があり、電気抵抗による発熱は電流の2乗に比例するため、電流が小さい≒低負荷にして回転数で出力を稼ぐ方が良い。)
- コントローラで出力を絞ると効率が落ちるため、できるだけ全開で走る方が良い。ローギアードにすると最高速が落ちるので、同じ速度でもコントローラはより全開に近くなる。
また、バッテリを古河電池のFPX1288(UPS等用)からFTX9-BS(バイク用)に変更。
性能的には落ちるのですけど、昨年のソーラーボートレースで全然使いきれなく、新品に近い状態でもったいないので。。。
エンジントラブル・・・
昨年は、初めてEV(ミニキャブミーブ)で名古屋から新潟までの遠出だったので、充電時間を見誤り、フェリーの出発時間に間に合わないという事件?がありました。
今年はもう少し早めに家を出よう!と思っていたところ、何と出発まで1週間を切ったときに、フェリーがエンジントラブルで欠航になるとの連絡がΣ( ̄□ ̄|||)
結局、24時間近く自走して現地入り。。
大会当日
雲りセッティングで来た時に限って、晴れますね。。。
レース時間中は、ほぼ晴れ。
ローギアードにしたため全開走行しても最高速が25km/h前後で、制限時間(4周=100kmを4時間以内)をクリアできるか怪しい状況。。。
そして、バッテリーの電圧が徐々に下がってくるので*、速度も出なくなり、4周を走破は出来たものの制限時間オーバーで完走扱いにならず。
*いつもの高性能バッテリは、カラになる近くまで電圧を維持するのに対して、一般的なバッテリは残量に応じて電圧が下がってくる。電圧で残量が分かるので扱いやすいというのはメリットではあるのですが。。
ちょっとでも性能を上げるために、夜間からカイロで温めておきましたが(エコノムーブでは鍋で煮てますよね)、あんまり効果は感じられず。
やはり、リチウムイオンが主流となった今でも鉛バッテリの新規開発製品を投入してくる古河電池さんが誇るFPX1288はすごい!と改めて思いました。
あと、大学時代のソーラーカーから使っていたAERL製のトラッカ(MPPT)が車検前に壊れました(泣)
バッテリを逆接続してしまったかも が原因の疑いもあるのですが、もう一つ同時に買った同品番のトラッカが大学卒業直後くらいに壊れてるので、寿命なのかもしれません。
急遽、「こんなこともあろうかと」グッズの浪越エレクトロニクス製のトラッカに交換!
事なきを得ましたが、もう予備はないので、来年以降どうしようかな~
<タイムチャレンジ> +8:03(申告タイム57:00) 2位/3台
<マラソン> 3周 3:26:05 4周目タイムアップのため参考順位→総合:2位/2台(カテゴリB:1位/1台)
ライダー:よっし~、matu、よっし~、matu






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