WSBR(ワールドソーラーバイシクルレース) in 秋田 2022 【参戦19年目】

ソーラーカー、ソーラーボートレース

芝浦工大ソーラーカーチーム時代の仲間とほぼ個人レベルで「チームすてぃ~う゛んすん」を結成して、毎年、秋田県大潟村のソーラーバイシクルレースで活躍(?)しています。

参戦18年目(2021年)までの記録はこちら

参戦19年目にして、初のクラス優勝!

2022年8月8日(月) 車検
     9日(火) 9:10~ 本戦(ソーラーカーと混走)

今年のマシンの変更点は、下記2点。

・昨年は、フロントカウルの最低地上高が高すぎたので(カウル設計後にフロントタイヤをスリックに変えたことに伴い、タイヤ径が大きくなったため)、カウルの下から結構風が入ってきていた。
空力的に良くないと思われるので、ウレタンシートでアンダースポイラー風(?)に下方向に延長。
柔らかいので、起伏のある所で地面にこすっても大丈夫(^^)/

・人力発電用モーターを変更し、昇圧回路を廃止。
 昨年は、特殊電装製の75W、ギア比5のギアボックス内蔵モーターを使っていたのですが、24Vの駆動用電源系統に供給できるほどの電圧が出せないようで、昇圧コンバータを介していました。
昨年のレースのデータをみると、発電効率はどんなに良く見積もっても50%以下でした。

そこで、容量とギア比の大きな(発電モーターの回転数を上げられる)ものに交換。
アマゾンとかで売ってる中国製のやつ(自転車のアシスト用)ですが、250W、ギア比9.78のものを採用。まあ、この手のもののスペック(出力)は全然アテにならないのですが。。。

で、取り付けてみると、かなりの手ごたえというか、足(ペダル)ごたえが。昇圧コンバータなしでも、バッテリに充電している感触です。昇圧コンバータはあまり効率よくないので、無くせるのは大きい。

が、、、力を込めてこぐと、チェーンがコマ飛びします。25番と細いチェーンを使っていたので、力に耐えらえずに伸びてコマ飛びする模様。そこで、通常の自転車用のチェーン(410番相当)に変更。
これでOK!

前日、名古屋を出発して夜に新潟からフェリーに乗る予定だったのですが、ミニキャブミーブでの初めての夏の遠出だったこともあり、出港時間に間に合わず・・・(+o+)
高速道&急速充電でEVバッテリの温度が上がってしまい、充電電流に制限がかかり、充電時間が予想以上にかかり。。。
結局、陸路で秋田まで夜通し走ることに。。23時間かけてギリギリの時刻に到着!
もう、この時点でやり切った感がハンパない(笑)
ちなみに、帰りは電欠をやらかしてJAFさんのお世話に(>_<)
このエピソードは、EVのカテゴリに書きますね。

大会当日

車検の日はトップ写真のように晴天だったのですが、本戦は雨。
レース時間中は比較的小雨だったのですが、コースが水浸しで、橋の手間で折り返す1周6kmのコースに変更。
加えて我々が出場しているクラスは、
本来は、100km(本コース4周)のタイムを競う、制限時間4時間 なのですが、
4時間での周回数を競うルールに変更。

これにより、例年”4時間の壁”に阻まれて優勝(1台中1位w)をのがしてきたのが、1周でも走れば優勝ということに!
レースが雨で、運が良かったのか、悪かったのか・・・(^-^;

当然、ソーラーパネルは全然発電しません。

更に、スタート直前に人力発電用のパワーメータが故障。
1周目でピットに入れて修理というか、メーター外して直結しようと思ったのですが、どうやら表示がされないだけで発電は出来ている模様なので、そのままピットアウト。

3周(約1時間)でライダー交代し、9周でゴール。初優勝!!
大潟村村長から賞状と賞品を頂きました。

<タイムチャレンジ> +24:11(申告タイム57:00←25kmコースでのタイム) 4位/6台
マラソン→4時間耐久ラリー> 9周 3:50:57 総合:2位/2台(カテゴリB:1位/1台)  ライダー:matu、よっし~、matu

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